発売後すぐに消えていくおもちゃも少なくありません。
そのような市販のおもちゃの中から
優良なおもちゃ選びの指針となるよう
1985年にグッド・トイ選定活動はスタートしました。
人は遊びを通して五感や
コミュニケーション能力を養い、夢を育てます。
優良なおもちゃ「グッド・トイ」とは、
その手助けをしてくれるおもちゃだと考え
おもちゃコンサルタントが選定活動を行っています。
グッド・トイとして選定されたおもちゃは
この「グッド・トイマーク」をつけることで、
その優位性を示すことができます。
消費者のみなさんに優良なおもちゃを
選んでいただく指針として
グッド・トイマークが役立っています。
また、このマークは
日本グッド・トイ委員会のトレードマークでもあり
グッド・トイ委員会の理念のもと運営される
イベントや出版物にも表示されます。
「TOY」の文字を子どもが遊ぶ姿にデザイン化し、
世界中で愛されるおもちゃ・けん玉に見立てることで、
グッド・トイが幅広く親しまれるようにとの
願いが込められています。
★おもちゃコンサルタントとは
赤ちゃんの成長・発達とおもちゃの関わりから、
お年寄りのリハビリ、ヒーリングおもちゃまで、
幅広い視点でおもちゃを捉えるのが おもちゃコンサルタントです。
現在全国で約4000名おり、 おもちゃの製作、販売、ユーザーなど
多方面におもちゃのコンサルティングを展開しています。
また、小児病棟や高齢者福祉施設などでの社会貢献活動も行っており
優良おもちゃに関心のある消費者アドバイザーでもあります。
詳しくは、NPO法人日本グッド・トイ委員会公式サイトをご覧ください。
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"グッド・トイ"の選考基準
選考委員の専門性と価値観を重んじ、
柔軟な視点でおもちゃを見つめることが大切です。
おもちゃを見る視点として
3つの方向性と6つのポイントがあります。
☆3つの方向性
1. 健全なおもちゃ
安全性への配慮を評価するとともに、
暴力行為、他を傷つける行為を連想させるもの、
遊び内容が暴力的であるものは選定されません。
2. ロングセラーおもちゃ
流行を求めた一過性の楽しさではなく、
ロングセラーのおもちゃとしての可能性を評価します。
3. 遊び・コミュニケーション尊重おもちゃ
知育、早期教育への偏重を慎重に取り扱い、
ユニバーサルな遊びとコミュニケーションを
尊重した選定を行います。
☆6つのポイント
・ 心地よい音
・ 動きのバリエーション
・ 感触のよさ
・ 適度な大きさと重さ
・ 美しい色と形
・ 丈夫さと壊れにくさ
プレゼントなどを探す時に参考にしてみてはいかがでしょうか♪
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